PCAssetを使った社内PC管理方法メモ

仕事で時間があったのでログイン時に社内のPC情報を自動収集する方法を検証して考えてみた。ActiveDirectory?そんなものは無い、、、

正直微妙な方法ではあるので考え直したい部分もあるんだけどね…
(とくにファイルサーバログイン周り)

自動化する手順としては以下の通り。

1.ネットワークでファイルサーバに情報収集用の専用アカウントでログインする。(バッチファイル作成)
2.PCAssetでファイルサーバに自動でPCデータをファイルサーバに保存する

上記の動きをスタートアップに登録することで、PCでログインした後に処理するように設定する。

1.バッチファイルの作成

net use \\サーバ名またはIP ファイルサーバPW /user:ファイルサーバログインユーザ名

この一文をバッチにぶち込むことでファイルサーバにログインする。

2.PCAssetのiniを書き換える

PCAsset.iniを開いて編集、SETTING部分を書き換える。

[SETTING]
SAVEFOLDER=\\ファイルサーバの保存したい場所
AUTOSAVE=1

これで自動保存の設定が完了する。

3.スタートアップに登録する

Win7まではスタートメニューからのスタートアップフォルダにポンでよかったので楽だったのだが、Win10だと見当たらない…と思ったら以下の場所にある模様。

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp

上記の場所にぶち込めばどのユーザアカウントで入ってもとりあえず動作する。
ちなみにProgramDataは隠しファイル属性ついてるやーつ。

このとき気を付けたいのが、バッチファイルとPCAssetのショートカットの入れる順番。
必ずバッチファイルのショートカットを先に作ってから、PCAssetのショートカットをスタートアップに作る。この順番を守らないとファイルサーバにログインできないので保存もできなくなる。

万が一入れる順番を間違えた場合は、登録したやつを消して再起動してから再登録するといいらしい。

ちなみにバッチファイルそのものを入れないでショートカットにするのは、コマンドプロンプトの画面を最小化指定できるから。気にしない人はそのままぶちこんでも可。

バッチファイルもできればPCAssetと同じフォルダに入れておくと管理が楽かもしれない。

 


動かすのはこれだけなんだけど、これをやるとファイルサーバに専用のアカウントでログインしたままになってしまうのだよね。

社員用のファイルサーバのショートカットは別にあるし、作業が終わった後のログアウト用のバッチファイル作ったほうがいいだろうな。もう少し考えてみよう。